寺前則彦設計室
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世の中には、自分のおかれている立場や状況・境遇、職業などが「特別」なものとして譲らない人がいます。拘りの世界といえば技術者や職人・芸術家などにこのような人が多く感ぜられます。

設計者の中には、創造的でソフト領域の強い「設計行為」は建築家個人の能力に帰するところが大きいとの理由で、「標準化」できないと主張する人も少なくありません。


一人の設計者が全てを掌握できる規模・内容であれば何ら問題はないのですが、既に建築の多様化・高度化・複雑化や建築生産のシステム化が進み、もはや個人のレベルを越え、組織としての効率的な対応が必要になってきました。

組織として「設計の質」を安定させるためには標準化が必要であり、「標準化」が設計者個々の感性を引き出すための一つの手段として活用するためにISO9001の認証取得は極めて有効なものなのです。